味のためにシンプルを極める

国産銘柄豚【林SPFポーク】を一頭買いし、一頭ずつ、すべての部位の肉をつかってソーセージを作っています。

「我が子に食べさせたい」という想いから開発した商品なので、安心・安全・健康な豚肉を使うことにこだわりました。

豚の食べるエサにまでこだわり、すべてが顔の見える生産者が手がける仕事の延長線上に、私たちの商品は成り立っています。

松かたシャルキュトリー、豚へのこだわり
林SPF豚 老舗飼料店が60年積み上げた技術

林SPF豚を出荷する「林商店肉豚出荷組合」は現在9農場。

そのすべてで同一の餌を使用しています。

豚の美味しさは出荷前の2か月間に何を与えるかで決まるといわれています。

このため、組合内では成長過程に合わせたエサを統一して使用し、味のバラつきを抑えています。

 

(1)抗生物質の入っていないエサ

 SPF豚はもともと特定の病原菌を排除された豚のため、生まれながらの「健康優良児」です。

 肥育過程で病気になるなど、治療や防疫目的の特別な理由が無ければ、抗生物質をエサに混ぜて与えることはしません。

 

(2)穀物だけのエサを加熱・加圧処理して与える

 麦、トウモロコシを110℃で加熱処後に加圧したエサを与えています。

 加熱後に加圧することで、食感がふんわりします。

 生パン粉のような食感で、体内の消化が良くなります。

 

 東日本大震災の際、工場設備が壊れて加熱・加圧処理ができず、やむを得ず加熱処理されていないエサを与えました。

 その際、未消化のまま便の緩い状態で排出されました。

 加熱処理されたものは豚の体に良い、ということが改めて分かった事案です。 

昔ながらの『美味しい豚』を守ってきた育種家

林SPF豚の親豚を生むためのランドレース、大ヨークシャーを一貫して同一ブリーダーが育てています。

昔ながらの美味しい肉質を保つために一度も品種改良は行っていません。

このことが品質にバラツキのない、昔ながらの「美味しい豚」の血統を保つことにつながっています。

 

昔ながらの美味しい豚とは、「発育が良くて脂がのる豚」です。

発育が良いということは、エサをたくさん食べるということ。

これは、エサ代が余分にかかることにつながります。

また、脂がのるということは、肥育に日数がかかるということ。

これは、人の手間を余分にかけることにつながります。

 

現在の主流は「脂は少なめ、筋肉質の豚」です。

脂をのせる必要がないため、肥育日数は少なくて済み、エサ代もあまりかかりません。

なおかつ、筋肉質なので健康そうなイメージも付きます。

赤身が多く、脂身とのバランスがよいため市場では高値で取り引きされます。

 

豚はあくまでも経済動物です。

食べる人の好みもあります。

どのような飼育方法が良いかという議論はすべきではないと考えています。

 

どのような飼育方法で育てられた豚肉が好きかという観点で、私たちは豚肉を選んでいます。